怪我を「引退のきっかけ」にしない!プロが知るべきリハビリとメンタルケア

皆さん、こんにちは!バスケットボール選手のキャリアサポーター、SEISのミツです。

プロバスケットボール選手である皆さんにとって、怪我は最も恐れるべきものです。

特に、キャリアを左右するような大きな怪我をしてしまったとき、多くの選手はこう考えます。

「もうバスケはできないかもしれない…」 「この怪我が、引退のきっかけになるかもしれない…」

怪我は、肉体的な痛みだけでなく、精神的なダメージも大きく、選手としての自信を根底から揺るがします。

しかし、僕は声を大にして言いたい。

「怪我を、引退のきっかけにしてはならない!」

今回は、私自身の経験も踏まえ、怪我をした後のリハビリとメンタルケアの重要性について、具体的にお話ししていきます。

1. なぜ、怪我をした後が「最も重要」なのか?

怪我は、プロアスリートにとって避けられないものです。しかし、怪我をした後の行動、そして考え方が、その後のあなたの選手人生を大きく左右します。

① 正しいリハビリが、怪我の再発を防ぐ

  • なぜ重要か:
    • 多くの選手は、試合に早く復帰したい一心で、焦ってリハビリを進めてしまいがちです。
    • しかし、適切なリハビリを行わないと、怪我の再発リスクが高まり、結果的に選手寿命を縮めてしまうことになります。
    • 例えるなら…
      • 家を建てる際に、土台がしっかりしていないと、いくら豪華な家を建てても、すぐに崩れてしまうのと同じです。
      • リハビリは、あなたの肉体という「家」を立て直すための、最も重要な「土台作り」なのです。

② メンタルケアが、再起の原動力になる

  • なぜ重要か:
    • 怪我をした選手は、孤独を感じたり、将来への不安に襲われたり、ネガティブな感情に陥りがちです。
    • しかし、これらの感情を一人で抱え込まず、適切にケアすることで、再びコートに戻るための強い意志とモチベーションを維持することができます。

2. 怪我をした選手が今すぐ始めるべき「3つのステップ」

「分かったけど、具体的に何をすればいいの?」

そう思った皆さんのために、今日から始められる具体的なアクションを3つのステップでご紹介します。

ステップ① 「専門家」の力を借りる

  • どういうこと?:
    • 怪我をしたら、まずはチームドクターや理学療法士といった、リハビリの「専門家」に相談しましょう。
    • 彼らの指示に従い、焦らず、正しいリハビリメニューをこなすことが、早期復帰への最も確実な道です。
    • こういうことはやめときましょう
      • 自分で勝手に筋トレメニューを組んで、「俺は今日からマッチョになってやるぜ!」と意気込んでも、それは逆効果になる可能性があります。専門家の指示に従いましょう。

ステップ② 「感情」と向き合う

  • どういうこと?:
    • 怪我をした後、怒り、悲しみ、焦り、不安といった様々な感情が湧いてくるでしょう。
    • これらの感情を否定せず、「今はそういう感情なんだな」と受け止め、ノートに書き出したり、信頼できる人に話したりしてみましょう。
    • 具体的な行動:
      • 自分の感情をノートに書き出し、客観的に分析する。
      • 家族や友人、チームメイトに、今の気持ちを正直に話す。
      • カウンセラーやメンタルトレーナーといった専門家に相談する。

ステップ③ 「今できること」に集中する

  • どういうこと?:
    • コートに戻れない焦りから、「何で俺だけ…」とネガティブな感情に陥りがちです。
    • しかし、怪我をしている今だからこそ、できることもたくさんあります。
    • 具体的な行動:
      • チームの試合を客観的に分析し、次の試合に活かせる戦術を考える。
      • 自分の食生活や睡眠を見直し、体のメンテナンスについて学ぶ。
      • 引退後のキャリアについて、じっくり考える時間にする。
      • 今まで読めなかった漫画を全巻読破したり、見たかった映画を一気見するのも良いでしょう!気分転換も、リハビリの一環です。

3. まとめ:「ピンチ」を「チャンス」に変えろ!

いかがでしたでしょうか。

怪我は、あなたのプロとしてのキャリアを脅かす「ピンチ」です。

しかし、その「ピンチ」を、自分の体と心、そして将来と真剣に向き合う**「チャンス」**に変えることができます。

「怪我をしてしまったけど、どうすればいいか分からない」「将来が不安で仕方ない」といったお悩みがあれば、一人で抱え込まずに、ぜひ一度私にご相談ください。

あなたの夢を現実に変えるための「人生のパートナー」として、全力でサポートできることを心から願っています。


私はJBAのエージェント登録がまだなので… ※「当サイトは、個別の契約交渉や法的アドバイスを行うものではなく、一般的な情報提供を目的としています」 ※あくまで「選手自身が交渉に臨むための知識を身につける」ための情報提供を主体としています。