「あなたのパフォーマンスを下げているのは誰?」人間関係の断捨離術
皆さん、こんにちは!バスケットボール選手のキャリアサポーター、SEISのミツです。
プロバスケットボール選手として、またはプロを夢見る選手として毎日の練習、試合、移動…本当に忙しい日々を送っていると思います。
でも、ふと立ち止まって考えてみてください。
「最近、なんだか調子が上がらないな…」 「練習に行くのが、少し億劫だな…」
もしそう感じているとしたら、その原因は、もしかすると日々のストレスや、あなたの周りの「人間関係」にあるかもしれません。
私も現役時代、アマチュアながら人間関係に悩む選手をたくさん見てきました。
「チームメイトとの軋轢」 「悪友からの誘惑」 「信頼できない代理人」
これらはすべて、あなたのパフォーマンスを確実に下げてしまう、見えない「敵」です。
今回は、そんな見えない敵と戦うための「人間関係の断捨離術」について、私自身の経験と、プロスポーツ界のビジネスの視点から、具体的にお話ししていきます。
1. なぜプロアスリートにとって人間関係が重要なのか?
「人間関係なんて、バスケの邪魔になるだけ」
そう思っている選手もいるかもしれません。
しかし、プロとして成功し続けるためには、良好な人間関係を築くことが不可欠です。
人間関係は、大きく2つのタイプに分けられます。
タイプA:あなたのパフォーマンスを上げる人間関係
- 例: 信頼できるチームメイト、尊敬できるコーチ、心から応援してくれる家族や友人。
- 役割
彼らは、あなたのパフォーマンスを上げるための「燃料」であり、精神的な支えとなります。
彼らといると、モチベーションが上がり、前向きな気持ちになれます。
タイプB:あなたのパフォーマンスを下げる人間関係
- 例: 愚痴ばかり言うチームメイト、誘惑してくる遊び仲間、無責任なことを言う人。
- 役割
彼らは、あなたのエネルギーを吸い取ってしまう「ブラックホール」のような存在です。
彼らといると、疲れてしまったり、ネガティブな気持ちになったりします。
あなたの人生を、タイプAの人たちで満たすこと。それが、最高のパフォーマンスを発揮し、長く現役を続けるための秘訣なのです。
2. あなたのパフォーマンスを下げている「人間関係」の正体
あなたの周りには、意識していないだけで、実はパフォーマンスを下げている人がいるかもしれません。
敵① 愚痴ばかり言うチームメイト
- 特徴: 練習中に「今日もキツいな…」と愚痴を言ったり、試合後「監督の采配が悪い」と不満ばかり言ったりする。
- なぜ危険か?
愚痴は、まるで「感染症」のようなものです。
最初は他人事でも、聞いているうちに、あなたの心にもネガティブな気持ちが伝染していきます。 - 断捨離術!
愚痴を言い始めたら、さりげなくその場を離れたり、話題を変えたりしましょう。
「ごめん、ちょっと用事があるから」と一言断って、自分の時間を大切にしてください。
敵② 練習外で誘惑してくる「悪友」
- 特徴: 試合前日にもかかわらず、「ちょっとくらい大丈夫だよ」と遊びに誘ってくる。
- なぜ危険か?
彼らは、あなたのプロとしての意識を麻痺させます。
遊びの誘いを断る勇気がなければ、あなたはいつか大きな後悔をすることになります。 - 断捨離術術!
相手を傷つけずに断るのは難しいかもしれませんが、プロとしての「覚悟」を伝えることが重要です。
「今はバスケに集中したいから、ごめん」と、きっぱりと伝えましょう。
本気であなたのことを思っている友人なら、必ず理解してくれるはずです。
敵③ 無責任なことを言う人
- 特徴: 「君はもっとやれるはずなのに、もったいない」と、具体的な根拠もなく、無責任なことを言ってくる。(これ以外と多いです…)
- なぜ危険か?
彼らの言葉は、あなたの心に「もしかしたら…」という疑念を生み出し、余計なストレスを与えます。 - 断捨離術!
彼らの言葉は「右から左に受け流す」ことです。彼らは、あなたの人生に何の責任も持っていません。
本当にあなたのことを思ってくれる人は、無責任なことは言いません。
3. 「理想の人間関係」を築くための3つのヒント
パフォーマンスを下げている人間関係を断捨離する一方で、あなたを成長させてくれる人間関係を積極的に築いていくことも重要です。
ヒント① 自分の「武器」を知る
あなたはバスケットボール選手であるだけでなく、一人の人間です。
あなたの強みは、バスケだけではありません。
- 自己分析: 「自分はバスケ以外にどんなスキルを持っているか?」「どんな性格か?」を改めて考えてみましょう。
- 例え話
あなたという選手は、まるで「多機能ナイフ」のようなものです。
バスケという一つの機能(刃)だけでなく、様々な機能(ユーモア、コミュニケーション能力など)を持っているはずです。
ヒント② 積極的に交流する
チームメイトやコーチだけでなく、バスケ以外の分野で活躍する人たちとの繋がりを大切にしましょう。
- SNSの活用: 興味のある分野のインフルエンサーや、ビジネスパーソンをフォローしてみましょう。
- 交流会への参加: 興味のある分野の勉強会や交流会に顔を出してみるのも良いでしょう。
ヒント③ 感謝の気持ちを言葉にする
どんなに些細なことでも、感謝の気持ちを伝えることは、人間関係を円滑にする上で最も重要です。
- 【例】
チームメイトがパスをくれた時、「ナイスパス!」と声をかける。
トレーナーがケアをしてくれた時、「ありがとうございます!」と感謝を伝える。
まとめ:あなたの周りの人間関係は、あなたの「鏡」だ
いかがでしたでしょうか。
あなたのパフォーマンスは、決してバスケの練習だけで決まるわけではありません。
あなたの周りの人間関係は、あなたの心を映し出す「鏡」です。
- 「パフォーマンスを下げている人間関係」を断捨離し、
- 「パフォーマンスを上げる人間関係」を積極的に築く。
この「人間関係の断捨離術」を身につけることで、あなたはバスケ選手としてだけでなく、一人の人間としても大きく成長できるはずです。
もし「人間関係に悩んでいて、どうすればいいか分からない」といったお悩みがあれば、一人で抱え込まずに、ぜひ一度私にご相談ください。
あなたのパフォーマンスを最大限に引き出すための「人生のパートナー」として、全力でサポートできることを心から願っています。
私はJBAのエージェント登録がまだなので…
※「当サイトは、個別の契約交渉や法的アドバイスを行うものではなく、一般的な情報提供を目的としています」
※あくまで「選手自身が交渉に臨むための知識を身につける」ための情報提供を主体としています。